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推しが武道館に行ってくれたら死ぬ 11巻 感想

 

あらすじ

れおが抜けたちゃむはまいなと空音のダブルセンターで再始動する

えりぴよと基はれおにくまささんがいない中でもオタ活で盛り上がる

ちゃむのメンバーは抜けたれおの偉大さを感じつつも自分がシッカリしなきゃとメンバー全員が積極的になる

そしてマネージャーが持ってきた武道館アイドルオーディションに申し込む

 

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いよいよ終わりが見えてきて、粛々と店仕舞いに向かっている印象

流石に長くなってきてドル活パートに新鮮さは無いから可もなく不可もなくというお気持ち

★3

 

以下ネタバレあり感想

 

 

 

 

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・れお不在のちゃむ

れおがいなくなって裏側ではある程度バタついたけど、結局ちゃむの人気は変わらないどころか上がり始めたという展開になるとは…

 

れおは確かにセンターだった、優れていた、それは皆を助けた

しかし成長の枷にもなっていたんだな

れおが抜けることで”自分がちゃむのために頑張る”とアイドルとしての自覚が芽生えたのは、誰もがれおを一つ上の存在と扱う事でメンバー内での競争の機会は失われたうえ、判断を依存してしまっていたことの裏返しだったわけだ

結果としてメンバー同士で支え合う事でお互いに自尊心が高まってイキイキし始めた、これがアイドルとしての成功の道へ入った要因なのかなあ

 

なんというか、寂しいですね

センターとして引っ張っていたれおは居ない、しかしグループは何事もなかったかのように存続していく

何故なら舞台に立っているアイドルに価値がある事は変わらないから

そのアイドルグループを超える価値を個人で出せなかったれおは、確かにポテンシャルの限界であり引き際としては正しかったのかもしれない

結局このマンガもまいなとえりぴよの物語であってれおの物語ではない、センターから引くのは分相応という事なんだよな…

 

・武道館

武道館のアイドルフェスに応募か…

確かにちゃむでも武道館に立てる現実的なラインだなって感じ

いやまあ万単位の人を集めるコンテンツに応募して通るとなると相応の格が必要なわけだが…

ちゃむってそこまで来ていたんだ…

 

やっぱこのマンガって応援するファンの総数とか規模が常に見えないからイマイチ人気が出てる出てないの判断基準が無くてな、人気が上がるという実感が無かったわ

思えばキャパ数とかスタッフ数とかCD刷った枚数とか金銭とか、なんか数字として分かりやすく前後比較する機会が碌にないよなあ

加えてまいなとえりぴよのようにオタクとファンの距離が変わらない

本当に組織が進化しているのか疑い深くなってる

 

まあ単行本としては11冊&連載期間も7年と長くなってきてるから、作者は読者たちより何倍も時間が立ってるように感じるよな、だから自分の認識以上の成長させてくるのかなって思った

 

・えりぴよ母

なんか招待の新規枠として出てきて草

流石に恥も外聞も無さ過ぎるえりぴよさんのなりふり構わなさに笑った

 

母親はえりぴよさんの母って感じですね

ついてきたのは娘がどういう日常を過ごしているかに興味があるからであって、別にアイドルには興味ないから最後尾に入るところとかが、自分の興味で行動を決めるえりぴよと似てるなと思った

あとまいなと握手して可愛いねなんてほめる辺りが優しいですね

えりぴよがまいなを褒めまくれるのも母が褒めて育ててくれたからなんだろうな

 

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次の巻で終わっても驚かん

 

終わり

 

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