Manga_tokano_nikki

主に漫画の新刊や新作の感想+評価を書いています。紙で買う事が好き。

2.5次元の誘惑 21巻 感想

前巻

2.5次元の誘惑 20巻 感想 - Manga_tokano_nikki

 

あらすじ

コミケにて仲直りするエリとまゆら

コミケ2日目にて次世代No1コスプレイヤーことルルナが登場する(登場するだけ)

そして漫研皆で夏合宿に行く

 

 

以下ネタバレあり感想

 

 

 

 

~~~~

・まゆりとエリ

一度別れた過去があったことってすでに提示されてたっけ…?

もう段々記憶が曖昧です…

 

で、エリとまゆりが一度別れた理由はコスプレの動機の違いからなのか

そりゃまゆりと一緒にいるためにコスプレしていたんじゃあ限界が来るよな~

まゆりはコスプレが好きでやってるんだから才能も合わさって遥か高みに行っちゃいますよね

対してエリは一緒に居ることが第一だからコスプレは義務になっちゃうよねえ

アンタイトルブルーの「何かをする理由に他人を使うと 長続きしないよ」ってセリフがしっくりくるなあって思いながら読んでました

 

しかしエリのなんてピュアな愛…

手の届かない相手になったからと妥協したという面はあると思いますが、自分とまゆりを天秤にかけて苦しむくらいならまゆりに全てを捧げようなんて…

この辺はオタクな感性だなと思いますね、自分を度外視でオールインって推し活Lv100みたいなもんですから

そのくらい本当に大好きだってことは伝わったので良かったです

 

しかしそのエリの姿勢は結実していた

まゆりにはちゃんと愛が伝わっていた、今までエリがどれだけ自分を思ってくれていたかを痛感した

だからこそ真摯に応えたいと返すまゆり…

周囲になりふり構わず抱き合う2人は凄い良い雰囲気で私もニッチャリできました

ほんとシコ豚向けスケベマンガから凄い進化です

ありえんよさみが深くてナイスエピでした

 

・ルルナ

うう~ん引き伸ばしようのキャラって感じですげえ微妙だな…

確かにリリサってコスプレ活動において明確なライバルっていないんだよな

だから最後に同年代の壁が立つってのは少年漫画で気には正しいのは理解する

でもなあ、コスプレイヤーはコンテンツを愛する仲間!みたいな姿勢でやってきたから明確に敵がいるのは微妙…

…いや敵と決まったわけでは無いですけどね?

ただここでNo1と明確に数字を使ってキャラの地位を提示した理由はリリサと競うためなんだろうなと邪推してしまいます

 

そしてコスプレの結晶のような存在ね…

確かに歴史が積み重なるにつれて様々なノウハウが蓄積して洗礼された現代のコンテンツ、それに幼少期から触れて育つから審美眼や知識のスタートラインが高くなるからこそ、次世代はレベルが上がっていく…

けど、極まった次世代は「ポージングが凄い」がウリなんですね

正直ピンとこない

好きに動き回って取れ高があることが次世代の技術として成立しているのか良く分かってない

リリエルで言ってたけど原作にどこまでも寄せることがポージングの技術なんじゃないのか?であれば飛んで跳ねるのは違う気がするが…

まあポージングの醍醐味とかこの辺の感覚はコスプレとかカメラとかやらないから良く分からないや

 

・海と奥村

奥村が普通の男子になることを恐れてるの、いいね

二次元が好きなことにアイデンティティを持ってたし、それが自分のすべてだったもんな 

おかげでリリサと知り合えて皆と知り合えて漫研は盛況だし最高のロムまでたどり着けた

それもひとえにリリエル愛があったからこそ

しかし3次元の女を好きになったらリリエルへの愛を裏切る気にもなるし、今まで積み上げてきた立場も時間を失うかもしれない

だから簡単には軟派には慣れない…

 

しかし最後のテレ顔は美嘉利の水着が眩しかったから顔赤くしているんでしょう

つまり段々とみかりんへの気持ちが大きくなってきているということ

これもエリとまゆりの関係みたいに、美嘉利の愛に段々と奥村が絆されているということを示している

段々と関係の決着するときは近づいてきていることを感じますね

こういうエピソードがあると一応話を終わらせる気概があるんだなって安心したりする

 

てか悩みを聞いて受け止めて自分に自信を持ってって言ってくれる部員たちあったけえ~

別に山も谷も無いけどこういう温かい空気好きです

 

~~~

★4ですね

 

 

終わり

PVアクセスランキング にほんブログ村