Manga_tokano_nikki

主に漫画の新刊感想か新作のレビューを朝の7:14に投げている

シャングリラ・フロンティア 17巻 感想

自分は原作至上主義者なんで小説原作の漫画って読まないんですけど、この作品はなろう版が超面白かったから読んでます

なろう版を読んだことない人は、漫画でもなろう版でも是非とも読んで欲しい

そして今漫画になってるところよりだいぶ先が本当に面白いんで、漫画版を読んでたけど投げそう/投げた人は頑張って読み続けてほしい

 

 

・内容

GGC戦の終わり

クターニット攻略再開

・アラバの愛刀回収

・封将1人目の攻略開始

 

以下ネタバレ有りの感想

 

 

~~~~~~

・やっとGGC戦終わり

やっと終わった~~~~

原作でも一番ツマラないと思ってたところ、漫画になってもやっぱりつまらなかった

 

この作品、シャンフロ以外のゲームは微妙なのが多いけど、GGCは群抜きでクソゲーなんだよな

ゲーム性が多人数でやる内容なのにソロバトルなのがクソ

タイマンなのに展開の過程が環境に依存し過ぎているのが悪いと思う

 

そしてカッツォとペンシル絡む話なので輪をかけてつまらない

カッツォとペンシルってサンラクの存在を喰うんだよな~

2人とも濃すぎる強すぎる、話の主導権を握りすぎる

この2人が出ているときは主人公が主人公出来ない

漫画では小説に比べて存在感が3割増しでテンション削がれる

 

そしてこのGGC話自体の価値って殆ど無い

特にカッツォって強いけどシャンフロでは大して絡まない存在だから、掘り下げられても後の展開に正直影響ないのよな

こうやって読み返すことで振り返っても本当に得のないエピ

そのくせ長い…

 

3冊丸ごと近く尺使ったのか?

この辺漫画版では上手くオミットして欲しかったなあ、なんて思うのでした

これは個人の感想なだけであって、アンケとかでは人気だったりするのかね…?

 

・天音永遠とかいう存在

サンラク妹が永遠様~!って絶賛すると同時に

「超人気モデルがゲームオタクの兄と接点あるはずない」

って罵倒するシーン

これドヤコンガ事件が直近であったせいで微妙にフィクション感無くてウケる

アイドル声優がネットでレスバしているなんて事件の後じゃまあありそうっておもっちゃうもんな

真偽不明ですけどね!

 

ここから漫画の内容とは話がそれるんだけど…

天音永遠ってなろう版読んでる時は

淡色ショート~ミドルの髪

だと思ってたのよね

結構アクティブな存在でモデルだから、上記の存在をイメージを想像していた

なので絵になって黒髪ロングじゃん!って一番違和感感じたキャラ

 

こういう想像の余地を食い潰されていく感覚を味わうたびに、挿絵のない小説って固有の魅力があるよなあ、と思うのよ

なろうのような挿絵がない小説は、人物景観戦闘シーンとか頭の中で自由に描けるからこそ異世界転生する主人公に没入感を感じることができるし、姿かたちを自分の好みに妄想できる

それを出版やコミカライズという形で誰かの頭の中身を外観として固定されることの悲しさよ

 

なので異世界転生の漫画って、そもそも魅力が半減していない?

ってコミカライズ見かけるたびに思うんだけど…

オリコン見ていると売上は凄くいいんだよねェ~

自分の感覚が世俗と乖離しているだけか…

 

まあシャンフロは小説では全体的にイメージしづらかったから(鳥頭とか)、漫画版で可視化されることが許容できるんだよね

永遠以外は基本的に違和感なく受け入れられているしね

ナイスなコミカライズだよ

 

・クターニット攻略再開

ゆーてクターニットも話としてはあまり印象深いエピではないんだよな

アラバの刀の話とか、封将がどんな奴とか正直覚えてなかった

まあクターニットは決着すらも全然覚えてないから戦いの内容は面白くないと過去の自分は判断しているんだろう

けど大局としては大事な存在なのよなあ

サクサク進めてほしいなァ…

 

~~~~

 

終わり

包帯ごっこ 2巻 感想



1巻では普通と評したけど、結論から書けば2巻は残念だったので切ります

ganbattekakuzoi.hatenablog.com

 

・内容

日野といつき、付き合う

 

以下ネタバレあり感想

 

 

 

 

 

~~~~~

・葉加瀬くんとかいう謎の革命児

葉加瀬とかいうキャラ、いつきが日野を諦めようとしていると知って

”いつきと日野の間に入って妨害をするよ!”

とか言って恋のライバルになるのかと思ったら…

 

本当に善意で2人の間に入ってただけってマジ??

 

いつきが日野の前で「これ以上好きにならずに済むから…」とか発言して以降にガチで出番無くて草

告白の妨害はおろか淡い恋心というか気を引く行動みたいなのも無い

善意で恋路を邪魔””だけ””してフェードアウトしてしまった…

 

葉加瀬、今まで漫画で見たことない誰得キャラとして自分の中で刻まれた

 

・大人の事情な告白

前回読んだときに焦れモノならいいなあ~って書いてたんですけど…

ベタな閉じ込められ→救出イベントと合わせて告白された~~!!!(ここで膝をついて崩れ落ちる)

 

いやまあ幕間で雑誌休刊の憂き目にあっているとあり腑に落ちた

葉加瀬を使い捨てた&いきなりイベント仕込んで告白は、尺的に仕方なかったんだな…

そしてここまでの話的に2人の距離の詰め方が甘いから、日野が告白するときも

いつきが引く→日野が詰める

で強引に2人をくっつける始末

流石に積み上げが不足していて情緒に欠ける

 

こればっかりは仕方ないが、大人の事情で盛り上がりポイントを捨てられてしまった

悲しい

 

そして告白後も、いちゃいちゃしているのが良いってわけじゃないんだけどねえ

いつきは常に引け目を感じた挙動をして、日野も距離を掴みかねている

付き合っているとは到底思えない日常の雰囲気…

告白した後にデートしているの、順序が…

これも早い告白のしわ寄せだね

 

 

・自分に嘘をつくという行為

後半の話に投入された5歳上のイケメン、考えさせられる発言をするね

「自分に噓をつく癖があると、後々苦労する」

 

人が人である限り、誰もが多かれ少なかれやっていることよね

自分に嘘をつくって行為

私も自己保身のために細かい嘘はよくつく

本質的には影響ないけないけど、心の負担を減らすためのウソね

コーヒーをこぼすとしたら、

完全に勢いを間違ったのに「寝不足だった」

とか理由をつけて、自分の不出来を隠すみたいな事ね

 

でもこういうのって一時の心の安寧を獲得する代わりに、自己認識が歪むよな

この漫画では、いつきは日野を好きじゃないための理由を探すことで、自分は日野を好きではないと思おうとしていた節があった

でも本心とやってることが乖離しているから自分の行動に歪が出て自信を失う

結果として日野もいつきも得をしない行動ばかりになってしまった

これが苦労だよね

 

まあそういう認識のずれを自分と相手で修正していく行為が”付き合っていく”ってことなんだよな

なんて思うのでした

 

~~~~~

メタ視点で話をネガティブにとらえてしまうようになった時点で正直追いづらい

なのでギブです、すまない…

 

終わり

先輩はおとこのこ 8巻 感想

内容についてさらっと書くようにし始めた理由は、自分が感想読み返したときにそもそも何の話か思い出せない可能性は結構高いなと思ったからです

 

・内容

まこと、じいちゃんと会う

まこと、母に女装を話す

あおい、母と暮らす

 

 

以下ネタバレあり感想

 

 

 

 

~~~~

・まことの母について

まこと母が過剰に女装に忌避感を示す理由は、父が女装していたからなのか~

捨てたマニキュア使われてたり、出張と嘘ついて夜の街で女装するのはキモイな

思春期に「うらやましかった、お前が」とか父に言われるのはダメージがあることは想像に難くない

のだが…

 

別に父親が女装しようが自由じゃんね?

養育してもらってるならそんなに自分の人生に関係ない事じゃん

許容値低いなあ

とか最初思っちゃったんだよね

でもそれって、自分は両親がまともで両親の存在が恥ずかしいと感じる瞬間が人生で無かったから共感できないんだと気づいた

外でやめてくれよそんな行動…みたいに思ったことない

書いてていきなり両親への感謝が込み上げてきた

まともな人間でありがとう

 

閑話休題

 

まあマトモって難しいよな

迷惑をかけない事か?

他人の心に常に阿ることか?

自分の行動に責任を持つということか?

 

そんな主観的なモノ、立ち位置と視点であっという間に覆ってしまう

まこと祖父も嘘をつくとかごみを漁るとか、まこと母視点で見れば許容できない行動を行う危険な存在に映る

なので嫌うし、女装も悪の行動に見える

 

けれども夜の街でつるんでいた人たちからすれば、まこと祖父は自分と同じ趣味を持った同志である

皆で集まるために時間を捻出する、皆と格好を揃えるなど気も使う

責任を果たした先は家族ではなく彼らだった

 

まこと母は父の優先順位の取捨選択で捨てられる側だったという話なんだよな

 

・おじいちゃんと会う

そしてまこと視点の物語なので、まことのおじいちゃん家への訪問は"普通の世界"として描かれることになる

まことにとって、おじいちゃんと会った時にも特に害を成す存在ではなく、自分と同じ趣味を持つ同志として存在した

だから会いに行ったあと受け入れてもらえたし、裁縫も化粧も衣装を着たりもした

 

きっとまこと母が主人公なら祖父の家は邪悪な空間として描かれるんだろうけど、そうはならない

何故なら、まこととまこと母では視点が違うから

そのまことから見た世界を一緒に見てほしい、というのがデパートで一緒に買い物するくだりなんだよな

 

・まこと母への告解

告解と書いたのは、まことの母への女装暴露は結局のところまこと母へ赦しを請う話だと思うから

 

まこと母から見れば、罪を告白される形になるのよな

まこと母には、"女装とは忌み嫌う邪悪な行いである"というバイアスがあるから女装を見ると悪であるように感じていた

だから女装するまことは、世界から嫌われる悪行を行って自らの幸せを投げてしまうのではないか

そんな不幸を味わってほしくないからと教育したのに、結局は女装されてしまう

 

でも世界は女装を気にしていることはない

道行くまことはごく普通の存在であった

まこと母のように忌み嫌う人がすべてなんてことはない

だからまことは「幸せだよ」と伝える…

 

それに対するまこと母の「でも思ってるより人生って長いのよ」ってフレーズ、凄い沁みたなー

葬式のカットイン的に、まこと母は人生から父を除外してしまったので、祖母に先立たれて一人にしていることを心苦しく思っているのかな

これ祖父の行動の結末でしかないのにね

女装は家族を幸せにしなかった、その爪痕がずっと残っているんだなまこと母の中に…

 

そのくせ、まことは女装をすることでも幸せになっている

やるせない気持ちだろう

だからまことに何も言わないし、家に帰って愚痴をこぼす

自分の覗いている世界の形は自分にだけ厳しいのだから

泣くのも止む無し…

 

そしてまことはすっきりできてよかったね

別に他者の理解があってもなくても行動は変わらないにしても、理解はあったほうが気が楽だもんな

なんてね

 

でもなあ、これって結局ポジショントークなんだよな

子供だから親に対して考えを押し付けるだけ

こうであってほしいを押し付けられていたように感じていたとは思うけど、親からの自己の利益ではなく本気で幸せを願う他者への献身という名の愛であると、そのうち理解する日が来るのだろう

だけどそれは今ではない

分かってはいることだけど、ちょっとまこと母は報われないなあと思うのでした

 

まあ子供が幸せであれば本質的な願いは達成しているから報われているのか

ただ素直そう喜べないよな

人間って難しい

 

人の幸せを願うとは斯くも難しき事也

 

 

~~~~

卒業式してたし次でラストなのかな

 

終わり