
あらすじ
四龍は天に還り、キジャ達は普通の人間になる
ヨナは国王となる
5国は新しい時代へと突入し、皆自分のやりたい事をやる旅に出る
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46巻時点では47巻が最終巻だと思ってたから、2冊分になるほど話が出てることに驚きでしたよ
でもその分キャラ達の話がしっかりしていて概ね満足できる終わり方でした
☆4
以下ネタバレあり感想
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・ヨナの旅の終着点
前の巻で暴走する龍達とそれを辞めるよう懇願するヨナという構図でしたが…
ハクの優しさに触れた白龍とゼノに絆された黄龍がそれっぽいこと言って解決した…
青龍と緑龍は雰囲気に流されて消えてったし、緋龍王の体を傷付けた事とかも大して触れずスルーされた…
2冊以上にわたって尺割いた顛末としては突っ込みどころがあるような気がしてならん
それはそれとして
キジャ・シンア・ジェハ・ゼノはそれぞれ龍の力を失って終わりなのは良かったんじゃないでしょうか
4人とも龍の力のせいで人生が歪んでいましたし、代々短命という宿命から解放されたと思えば、長い旅の成果としては十分納得いくものです
特にゼノ、盃を持ってからの最終盤のゼノは見てられませんでしたから…死ねることを喜んでるのは嬉しいですね
そして4人とも能力を失ってもポジティブなのが良い
能力をなんだかんだで使って生きてましたから、無くなったらそれはそれでアイデンティティというか、自信喪失しそうなもんですが…
普通に第二の人生を謳歌しているのは読者としては救われます
まぁジェハとゼノはいつも通りなんですけどね
シンアとキジャの2人は大きく変わってて、嬉しいです
2人は村と龍の能力のせいで自分の世界が狭かったですからね
それが「あれしたいこれしたい」って言うようになったのですから
ここまでの旅を通じて変わったポイントだと思うし、こういう成長を見れることで漫画を追っててよかったなぁって思います

・戴冠
四龍の話が終わったら、アッサリとヨナが国王になる展開になりましたね
スウォンが自分を「簒奪者」として、イル王を殺したことを誤りだと謝罪…
ううーーん
これ正直納得いってない
確かに殺しは間違っていたかもしれない
でもスウォンが王位に座る事で得たモノもある筈だ
イル王のせいで国が弱体化していたことや、スウォンの力で5部族をまとめ上げたのは事実ですよね
そしてそれらは全て国を思う気持ちがあったからこその行動だし、その時その時でベストを尽くしたはずだ
今はともかく、少なくとも当時のスウォンは自分の正義に殉じた筈なのだ
それをヨナに「断罪を」と言って王位を投げ捨てるのは、流石に無責任じゃないか
スウォン王が間違ってたかを決めるのはヨナじゃないだろう
詫びてヨナが救われるわけでは無いと分かっているなら、言うな
お前が始めた物語だろ、王位の責任から逃げるな
と思ってしまいました
それを聞いたハクはスウォンに何も言わないんだよな
何思ってるんでしょうね
しょうも無い男だと思って呆れているのか、相手する価値が無いと見切ったのか
最後に貿易の話をするところまで声かけない所に複雑な感情を感じます
まぁ結局は同じ方向を向いてると感じたので声かけますが…彼の中の怒りが最後まで消化されたようには見えなかったのだが、良いのだろうか…
あとハクはヨナと結ばれても満足にイチャラブも無いまま終わりですし、四龍は新たな道を踏み出す中で結局ヨナの手足をずっとやってるんですよね
どこまでも滅私奉公ストイックなのをハクらしくはあるんですけどね、最後まで自分の心を解放できていないようにも感じる
全てのしがらみから解放されてほしかったのに、報われない感があって辛いです
・統括
読み終わって思うことは、
「長い旅だったな」
です
イル王の娘のヨナでは王には成れなかった
それが人や世間を自分の目で見て回って、自分の力で人助けをして、自分に何が出来るかを知った
ヨナは立派な王に成った、ヨナが王に成るまでの長い旅だった
そう思います
来るところまで来たとは思うんで、落としどころというか終わり方としては非常に納得できるものであります
ほんとハクとスウォンの決着だけ納得いってませんが
終わり方はともかく道中は本当に面白かったと思っている
長期連載でこんなに追い続けた漫画は今までなかった、ここまでの連載に感謝します
ありがとうございました。

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終わり
