明けましておめでとうございます。
ブログタイトルを変えました。なんかいつもしっくりきません。
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あらすじ
デミアン投入でバルサユースに点を許した東京エスペリオン
その後もバルサユースの一方的な攻勢が続く
栗林と大友の奮戦するも最強の個であるデミアンの前には及ばず追加失点を許し、アシトは心が折れる
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デミアンはじめとしたバルサユースの気迫の描写が凄くて漫画ならではの面白さがある
負け展開なので辛さもあるが面白かった
★4
以下ネタバレあり感想
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・頑張る大友
デミアンが出てきて失点してからというものの、皆がデミアンに恐怖を持っている
だから常に気を取られる
結果として皆がデミアンにマークをして陣形がおかしくなる…
しかし大友と栗林は違う
ピッチでは常に心が前を向いてるから皆がおかしくなってることに気づける
そんな状況を打開するために大友は無駄なパス回しをするが、まずは自分の時間を作ることが大事と理解しているからあのプレイをしたのでしょう
しかしピッチで自分で修正を実行するまでの時間が短いな
そこが大友の一番のウリだな、これもピッチに立てば冷静であるからこそですね
大友は本当に頼りになるな~
こういうボールに触ると前向ける選手って、Jリーグとかでも目立つし「何かやってくれそう」って期待しますからね、大友はプロになったら人気出そうだな~~って思います
・Football is dead.
今回のデミアン達が”サッカーだけが生きる道”という話を始めた時からサブタイが「Football is dead」になってるわけですが…
このキーワードで調べると、どうも現在のヨーロッパサッカーの衰退についての話が引っかかるんですよね
具体的には商業化への批判とかが主だった内容なのかな
最近の中東マネーに媚びる流れで資金格差とかが生じ、段々チームブランド重視になって古き良き地域代表って感じではなくなりつつあることに対しての不満を指示して要るっぽい?
あとはサッカーが過度に組織化されてるから国際戦のレベルが下がった事とかもサッカーの衰退として扱わてるっぽい?
まあこれらって「サッカーが自分にとって特別だったものから変わってしまった」という内容ですから、愛したコンテンツが変化したことを嘆いているだけのフレーズなんでしょう
では今回の「Football is dead」って何を示しているのか?
それはアシトないしエスペリオンにとって、今迄の努力・常識が否定される事を示しているのかなと思う
大友がリズムを作ることでエスペリオンのみんなも何とか立て直してボールをスティール、隙を見て何とかバルサのゴールに迫る
しかしキーパーに止められて絶望…これパンチングとかじゃなくてキャッチされる辺りに余裕を感じる
そしてバルサユースの攻撃を止めなければいけない
しかしデミアンカントが完璧すぎて自分で立ち位置を調整するから、イーグルアイでも弱点を探せないアシト
挙句はデミアンのシュートカットに入るのに結局防げないで失点…
これでアシトはジャカに続いてマーク相手から失点って形になって心が壊れる
つまりはエスペリオンユースにとっての「やりたい事」としてのサッカーが「やらなければいけないもの」のサッカーに全方面で上回られることで、アシト達にとっての今までの常識のサッカーが変わってしまったという事なんでしょう
正直、辛い
いくらバルサユース達とかかってるものが違うとはいえ、ここまで頑張ってきた姿をずっと追ってきたわけで…
それを否定される力に屈してしまう所は読者としては悔しいという思いが来てしまいます
最もトリポネの時と違い退場していない、まだ戦える
上手くいかなくても足掻いてほしい、ここで終わらないで欲しい
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終わり