・内容
九大博士とヨミコの取引と転花院について
トーシローと叶野、転花院の正式職員になる
以下ネタバレあり感想
~~~~
・九大博士
追ってた人物が想像より偏屈な科学者で「ほう…そうきましたか」って感覚
そして転花院の価値観をひっくり返しに来たな…
セントラルとな
転花で”人類”存続を願うってのは当たり前だし、そのために犠牲が必要
ここに何の疑念もなかった
そして転花って技術は自分の、ひいては世界の人間の命を伸ばすために開発したのに、その技術を自分に使って死んだら本末転倒よな
なのでセントラルの話はまっとうに聞こえた
それに対して"人は人である必要はない"と、転花を人類の進化と考えるのは「言われてみれば」って感じだ
九大博士は人間をもてあそんでいるのではなく、人類の存続を違う形で推し進めようと考えているだけなのか…
そして研究は進んでいて、九大博士がアイヴィーを作るようにトーシローに能力を持たせた誰かがいるとは考えもしなかったね
この辺の設定は最初から考えていただろうし、これは作者のやりたいところだったんだろうな
めっちゃ感心させられた一幕
そして本人はまさかの転花済みとは、驚きつつも研究者だなあと納得しつつ…
まあ転花したのは研究のためか、自分の命の危機があったのか…
とか考えたけど、一番は人類の進化が見たいって知識欲から素材にしたんだろうな
死ぬ間際に博士のもうひと段階の深堀はあるのかな~
・謎の研究者
九大博士が示唆する研究者のカットきたわね…
てか部屋に並んでる半植物で動かない人たちは今までの研究成果ってこと?
皆意識ない…
この椅子に座っている人間を真に受け取ると、トーシローも意識がなくなる運命なのかな…
でも他の通常転花者と違って見た目が微妙に維持されている
成功作は人の形を適度に保ちつつ、意識を持ち続ける感じになるのかな
トーシローが成功作になるかは雰囲気的にはスゲー微妙だけど…
トーシローは素直でいい奴だから報われてほしいねってムクルの会話見て思った
・画家のエピソード
箸休め回というか日常回に見えるけど…
転花したあとに自分の意思で蔦を伸ばしているの、実は転花の可能性についてを提示する伏線だったりする?
今迄って鉢植えに植えられるような種通りの植物形態でしかなかったけど、初めて自分の意思を表現している一般転花物が出てきたじゃん
トーシローをはじめとした実験的転花の1体だったりするのだろうか
そしてアイヴィーのような転花後も活動できるためには強力な意思が必要とか…
なんて亜人チックな設定ありそうとか想像できる回だったかな
あと叶野はいつも胸の谷間見せててエッチ!
これ作者の性癖でしょ
帽子かぶってズボンはいて男っぽさが至る所にあるのに強烈に女性を主張するオパーイを隠さない漢気…
こういうロマンはあると思います
~~~~
終わり