2巻↓
灰色の陰陽師 2巻 感想 - Manga_tokano_nikki

鵺の陰陽師に対抗して週刊少年チャンピオンも陰陽師を放ってきたわね
情報
・連載場所:週刊少年チャンピオン
・連載開始:2023年11月
・出版社:秋田書店
あらすじ
"暮明"なる陽の光に弱い吸血鬼みたいな怪物が、夜中に突如出現して世界を荒らす世界観
暮明を倒すための存在が陰陽師
"鯖虎"という16歳の陰陽師は両親と暮明の"きゅえ"の4人で暮らしていた
両親は陰陽師だったので、ある日帰らぬ人となった
家にきゅえと2人暮らしになった鯖虎は、ある日暮明を匿った罪で指名手配される…
評価
★★★☆☆3
色々足りないけど可能性を感じる一作である
ダークな雰囲気とか割と孤立無援なスタートと世界観はすっげー好み
主人公が少年漫画の主人公って感じで良いキャラ
派手な戦闘とかの演出とか良い
絵がうまい
ただそれ以上に欠点がでかい
純粋に週刊連載に耐えられている感じじゃない
絵が定期的に荒れる、細かいところまで手が回ってない
話や展開がとってつけた感じ
月刊じゃだめだったんか?勿体無く見える
ここから面白くなってもつまらなくなっても驚かない
★3としたけど、クオリティだけで考えれば★1程度…
自分の趣味ド直球の内容+作者の初長期連載だから期待込みで評価に超色つけてる
応援しています
以下ネタバレあり感想
↓
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・物真鯖虎
この作品を推せるポイント、鯖虎がクソ良い奴なところ
・両親を暮明に殺されているが、暮明のきゅえに人生を救われた面が大きいからと暮明を盲目的に恨むわけでは無い
・復讐では悲しみは晴れないとして戦いの道を良しとしない
メッッッチャ良い子やん
闇落ちしてしかるべきところを優しさに救われたから自分も優しくあろうとする、性善説に生きる素敵な人間ですやん
"暮明はルールで滅するってことになるんだから問答無用で殺害"ネキにきゅえを狙われた時も、自分を投げ打ってきゅえの助けを乞うのベタだけどグッと来た
いや1巻の1話でこんな好きになれる主人公久しぶりだ
あと罠であることを状況把握できる程度には聡明な癖に、指名手配された後にコンビニバイト先の女の子に言い訳しながらも会いに行くとか年相応に人間臭いのも良い
そんなありふれたいい奴なのに味方が少ない
応援したくなる素敵主人公ですよ鯖虎は
・絵
決めシーンとか戦闘とか大ゴマとかしっかり描かれていて良い
バトルは派手
個人的に太極図を大量展開するところは凄い好き
少年漫画~ってテンション上がるね

とまあ派手なところが良い分、細やかなつなぎとか息抜きシーンはガチで雑
シンプルに下書きじゃんってところも散見、話が進むにつれて絵が荒れていく
キャラの服はいつも簡素
本当に余裕なさそう…って不安になる
なにより作り手側の余裕が無いことが見えると、話の進展をメタ読みするようになってしまう
1巻なのに、いきなり悪そうなやつが出てくる→非道なことを言って主人公に選択を迫る→力で解決
という流れを既に2回やっている
この構成を時間不足で思い付きが被ったと捉えてしまうのよな
こういう粗が作品への没入感を削ってきて本当に悲しいし勿体ない
・その他諸々
敵はただ主人公という光を強くするためにか、陰陽師側の人間は2人出てきたけど普通にゲスイ言動で引く
バイト先の女の子も思わせぶりなだけの女の子
取り巻く世界観も陰陽師とか言う割にすさまじく現代
都合の良い要素だけを現代に混ぜる様はチェンソーマンとかカグラバチみたいな感じ
流行りなのかな~って気分
ま、光の主人公という差別化要素がありますが…
これも安易に闇落ちさせられても驚かない
だって作者も余裕なさそうだから…なんて思っちゃう
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次の巻の内容で今後が決まるな…
まだ切る切らないの判断を下すには早い
終わり
