え、30巻もやって2期開始とか意外とアニメやってないんだね
なんか体感4期とかのイメージだった
時間感覚が合わないのが恐ろしい
前巻
ブルーロック 29巻 感想 - Manga_tokano_nikki
あらすじ
潔に追い詰められたカイザーの覚醒
1冊カイザー
以下ネタバレあり感想
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・両足撃ち
最初使った時はそんな凄いのか?って思った
ただ周囲の解説で凄さがしみわたってくる感じ…
これやっぱりアンケでも微妙で凄さが伝わらないと思ったから解説を挟んだのかな、とかメタ視点で穿ってしまう
というか冷静に考えると大分人間の限界を超えている行動だな
この作品、まだ人間に出来る限界を攻めている内容になっていた気がするけどいつの間にこんな超常テクを使用するようになってきているのだ?
振り返ると志道辺りからか…?
やっぱり凪か…?
いや最初の蜂楽から大分人間離れしていたか…?
うーん
とにかく気づけば皆の使う技とかしっかりインフレしているのよな
でもそれを読みながら感じることは無かったし、作中内でのキャラの力関係も違和感を感じることは無かった
どの技が強くて強くないとかをしっかり考えて出しているって事だよな
この辺のバランス感覚は凄いなと思うのでした
・カイザーの過去
あー、カイザーも「サッカーしかなかった」タイプの人間なのね
アオアシでも言ってたけど、サッカー其れしかないと人生が終わるって背水の陣で挑んでいる人間は強くなるんだよな
ブルーロック自体も常に競争と脱落の危機にさらす環境を人工的に作ることで、日本の平和な環境では生まれない強力な選手を作るっていうテーマなわけだしな
強さについては納得した
性格も過剰にネグレクトされていたからこんななのね
矢鱈と口は悪いし食い物にするみたいな感覚は全部親譲りなのね
負の再生産、悲しいね
そして絶望を集めれば人間になれるとか、そんなこと考えてたんだね
人間とは望まれている存在であり、その存在価値を奪うことで尊厳をその分もらえる
そうやってすっかり周囲に期待される人間に成っていた
だから"失うのが怖い"になるわけだ
この辺の考え回りは良くできているなあと思うのでした
あとカイザー父は酒とギャンブルに溺れるのが日本的だなあと思った
ここで海外ってヤクに溺れるのがイメージだわ
確かにヤクって日本だと没落する人間やクズがやる印象よりは、大物が裏社会とつながって買う印象だわ
そもそも高額だから一介の貧民が買える感覚ではないよね
…まあ日本では代わりにタバコか…
何時の世も、どこの国にも安価で依存性のあるモノは流行るのかもね…
しかしこの巻はカイザーが主人公として潔が負け役の立ち回りをすることになるわけだが、潔は負け犬感ない所に感心していた
潔はどこまでもリスペクトを忘れない発言をしているのがミソなのかな~
だからカイザーが這い上がってきても、”捲った”って感じじゃなくて”対等になった”って捉えることが出来るのかな
細やかなキャラの印象コントロールが凄い
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正直なところ潔メインじゃないので★3
終わり