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尾守つみきと奇日常。 4巻 感想

尾守つみきと奇日常。 3巻 感想  - 紙の漫画を買って読む

あらすじ

つみきたちのクラスは文化祭で優勝を狙うためにコスプレ喫茶を行う事になった

隣の1年2組はアートバルーンを出しており、接戦となる

そのアートバルーンを作った蜘蛛の幻人の最繰さんは、自分が蜘蛛人間であるが故の特別扱いに葛藤していた

 

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新キャラが出てくる→うじうじ悩む→つみきと友孝で解決という何時もの流れでもんにょり

恋愛はちまちま進んではいるが牛歩になってきたね

★2

 

 

以下ネタバレあり感想

 

 

 

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・最繰

さて今回の新キャラとして蜘蛛幻人が出てくるわけですが…

ファーストインプレッション悪いな~~~

友孝に褒められたら嫌そうな態度で扱い辛い奴だなと既に評価が低い

その後もずっとイライラしてる雰囲気を纏ってて気分を盛り下げ続けられてしまった感が強くて残念…

 

何をイライラしているのかというと、有名クリエイターだった過去を捨てているのに昔の作品の話をされるから嫌だと…

なんで昔の作品の話が嫌なのかと過去回想が挟まるわけですが、友人が自分の創作物をSNSに投稿したら、蜘蛛人間にまつわる批評を見て傷ついてしまったのに耐えられなくて全消ししたとね…

 

ここ正直「ええ?」ってなりました

投稿を勧めた友人が想像力足りなくて最繰を傷つけてショックを受けるのは分かるが…

それで泣いて不登校になるとか更に負担を強いるのはクソムーブだと思う

本人が平気と言っているなら、するべきは逃げる事じゃなくて贖罪でしょうに…自分可愛いが過ぎませんか?

最繰も傷ついた友人の為とはいえ投稿物を消すのは甘やかしてんな~~って感じ

本当に友人を思うなら過去をなかったことにするのではなく、これからを語るべきだろうに…

そんな感じで締りも悪い、自己中極まってるクソ友人によるクソエピで残念でした

失敗しても何ができるかを考えて立ち直る満知を見習いなさいよ全く…

 

あと蜘蛛幻人で特別扱いされる事に辟易していている面も見せていたけどさ

創作物では蜘蛛要素を入れてほしくないとかゴネるくせに、記者を追っ払う時は糸浸かって「蜘蛛幻人であるから仕方ない」と言い訳していてダブスタァ!ってなりました

流石自己中友人と付き合ってただけありますね…

まあ生まれって選べないから特別なのは仕方ないし、あとはそれを受け入れてどう生きるかでしか無くないか?

と思っていたら、そういうオチに帰結してまあそうだよねってなった

 

うーん

結局のところ最繰さんを救う事で、つみきと友孝の何かが変わったとか無いような…

つみきと友孝の成長分が周りに還元されているとはいえ、毎回主人公以外が話の軸になるのはあんまりおもしろくない

自分らしさについてってのは作品テーマとして扱っている側面はあるんだろうけど、もう少し展開に広がりを見せてほしいと思うこの頃

 

・文化祭のつみきさん

今回の評価点はつみきさんが可愛い事ですね

メイド服、可愛いよ!!

テレ顔が可愛い+114514点

このシーン無かったら★1になってたかも

 

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終わり

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