Manga_tokano_nikki

主に漫画の新刊感想か新作のレビューを書いています。ネタバレを含むかもしれない

ガチ恋粘着獣 13巻 感想

明日からは暫く新作レビュー書いてます多分

・内容

ギンガ編の終わり

ネモの粘着獣(JK)登場withりこめろと林檎

スバルのこれから

 

以下ネタバレあり感想

 

 

 

 

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・ギンガ編

林檎が失恋していい感じに終わってるう~

林檎も手口は過激だったけど、恋が絡まなければ人間性がまともなのが泣けるね

この作品の獣は、普通の人がタガを外して壊れいるところが良い所よな

 

それに対して小夜はフェードアウト…

まあ小夜は普通じゃない人間だからな仕方ない、凶器を持ち出す奴はライン超えてる

ヒナもコスモを切った奴も出番無い

とはいえビジュアル好きだったからもう少しエピローグほしかったな~

 

・HZ編

コズミック3人終わったから話終わるのかと思ったらHZ編始まって草

正直興味ないんだよなあこのユニット

ミツクリも獣だったから面白いのであって追われる側になっても…なあ

まあ今回はネモの話だけど…

 

どうでもいいけどHZの皆はHZ側が本名で呼ぶけど、他はハンネで呼ぶからキャラの顔と名前が一致しない

ネモ=智尋 ヴィクター=氷室

覚えられん~~

 

そして彼に振り回される役としてJKのガチ恋出てきたけど…

脇を固めるのがりこめろと林檎で草

林檎、自分がやばい奴と思われてもいいから助けようと駆け寄ってて人格者~

そしてりこめろも文句言いながらも助けに駆け込んでるのやっさし~

二人とも普通なところは普通なんだよなあ

 

そして喫茶店の会話、細かいところで笑える

推しに狂うよね!みたいなエピソード紹介で2人ともライン超えてて引いてたり

そしてTiktok出されて大人二人が微妙な反応したり

聖地が何の変哲もない場所であることに理解を示したり

配信が始まると投げ銭を推奨しだす獣に一喝したり

こういう女子トーク的な面白さは流石女性作家…とか思うのでした(偏見)

 

あと思った事

イブキもメッシュにオッドアイと、めっちゃファッションしているな…

こう、林檎にりこめろも綺麗めだし、ワンチャン求める人たちは自分をちゃんと磨いて、自信がある人なんだな

だからこそ可能性を願ってしまうのかなあとか思わなくもない

 

メタ的に考えれば漫画的には可愛いキャラのほうが受けるとか、作者の趣味とかが回答だけど。。。

 

・スバル

ヒナの事について思いを馳せる話が…!

これもしかして3人もう一周する?

だとしてもコスモの場合は既に相手がいるから、すれ違いの破局とか浮気イベとか碌でも無い事起きそう…

まあスバルは序盤よりも今のほうが仲間への姿勢や雰囲気づくりへの尽力とか感じられて報われてほしいと思うので、出会いイベントは歓迎

 

しかし話の終わりはどこなんだろう

コズミック3人が幸せになればいいが…

 

~~~~

 

終わり

シャングリラ・フロンティア 17巻 感想

自分は原作至上主義者なんで小説原作の漫画って読まないんですけど、この作品はなろう版が超面白かったから読んでます

なろう版を読んだことない人は、漫画でもなろう版でも是非とも読んで欲しい

そして今漫画になってるところよりだいぶ先が本当に面白いんで、漫画版を読んでたけど投げそう/投げた人は頑張って読み続けてほしい

 

 

・内容

GGC戦の終わり

クターニット攻略再開

・アラバの愛刀回収

・封将1人目の攻略開始

 

以下ネタバレ有りの感想

 

 

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・やっとGGC戦終わり

やっと終わった~~~~

原作でも一番ツマラないと思ってたところ、漫画になってもやっぱりつまらなかった

 

この作品、シャンフロ以外のゲームは微妙なのが多いけど、GGCは群抜きでクソゲーなんだよな

ゲーム性が多人数でやる内容なのにソロバトルなのがクソ

タイマンなのに展開の過程が環境に依存し過ぎているのが悪いと思う

 

そしてカッツォとペンシル絡む話なので輪をかけてつまらない

カッツォとペンシルってサンラクの存在を喰うんだよな~

2人とも濃すぎる強すぎる、話の主導権を握りすぎる

この2人が出ているときは主人公が主人公出来ない

漫画では小説に比べて存在感が3割増しでテンション削がれる

 

そしてこのGGC話自体の価値って殆ど無い

特にカッツォって強いけどシャンフロでは大して絡まない存在だから、掘り下げられても後の展開に正直影響ないのよな

こうやって読み返すことで振り返っても本当に得のないエピ

そのくせ長い…

 

3冊丸ごと近く尺使ったのか?

この辺漫画版では上手くオミットして欲しかったなあ、なんて思うのでした

これは個人の感想なだけであって、アンケとかでは人気だったりするのかね…?

 

・天音永遠とかいう存在

サンラク妹が永遠様~!って絶賛すると同時に

「超人気モデルがゲームオタクの兄と接点あるはずない」

って罵倒するシーン

これドヤコンガ事件が直近であったせいで微妙にフィクション感無くてウケる

アイドル声優がネットでレスバしているなんて事件の後じゃまあありそうっておもっちゃうもんな

真偽不明ですけどね!

 

ここから漫画の内容とは話がそれるんだけど…

天音永遠ってなろう版読んでる時は

淡色ショート~ミドルの髪

だと思ってたのよね

結構アクティブな存在でモデルだから、上記の存在をイメージを想像していた

なので絵になって黒髪ロングじゃん!って一番違和感感じたキャラ

 

こういう想像の余地を食い潰されていく感覚を味わうたびに、挿絵のない小説って固有の魅力があるよなあ、と思うのよ

なろうのような挿絵がない小説は、人物景観戦闘シーンとか頭の中で自由に描けるからこそ異世界転生する主人公に没入感を感じることができるし、姿かたちを自分の好みに妄想できる

それを出版やコミカライズという形で誰かの頭の中身を外観として固定されることの悲しさよ

 

なので異世界転生の漫画って、そもそも魅力が半減していない?

ってコミカライズ見かけるたびに思うんだけど…

オリコン見ていると売上は凄くいいんだよねェ~

自分の感覚が世俗と乖離しているだけか…

 

まあシャンフロは小説では全体的にイメージしづらかったから(鳥頭とか)、漫画版で可視化されることが許容できるんだよね

永遠以外は基本的に違和感なく受け入れられているしね

ナイスなコミカライズだよ

 

・クターニット攻略再開

ゆーてクターニットも話としてはあまり印象深いエピではないんだよな

アラバの刀の話とか、封将がどんな奴とか正直覚えてなかった

まあクターニットは決着すらも全然覚えてないから戦いの内容は面白くないと過去の自分は判断しているんだろう

けど大局としては大事な存在なのよなあ

サクサク進めてほしいなァ…

 

~~~~

 

終わり

包帯ごっこ 2巻 感想



1巻では普通と評したけど、結論から書けば2巻は残念だったので切ります

ganbattekakuzoi.hatenablog.com

 

・内容

日野といつき、付き合う

 

以下ネタバレあり感想

 

 

 

 

 

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・葉加瀬くんとかいう謎の革命児

葉加瀬とかいうキャラ、いつきが日野を諦めようとしていると知って

”いつきと日野の間に入って妨害をするよ!”

とか言って恋のライバルになるのかと思ったら…

 

本当に善意で2人の間に入ってただけってマジ??

 

いつきが日野の前で「これ以上好きにならずに済むから…」とか発言して以降にガチで出番無くて草

告白の妨害はおろか淡い恋心というか気を引く行動みたいなのも無い

善意で恋路を邪魔””だけ””してフェードアウトしてしまった…

 

葉加瀬、今まで漫画で見たことない誰得キャラとして自分の中で刻まれた

 

・大人の事情な告白

前回読んだときに焦れモノならいいなあ~って書いてたんですけど…

ベタな閉じ込められ→救出イベントと合わせて告白された~~!!!(ここで膝をついて崩れ落ちる)

 

いやまあ幕間で雑誌休刊の憂き目にあっているとあり腑に落ちた

葉加瀬を使い捨てた&いきなりイベント仕込んで告白は、尺的に仕方なかったんだな…

そしてここまでの話的に2人の距離の詰め方が甘いから、日野が告白するときも

いつきが引く→日野が詰める

で強引に2人をくっつける始末

流石に積み上げが不足していて情緒に欠ける

 

こればっかりは仕方ないが、大人の事情で盛り上がりポイントを捨てられてしまった

悲しい

 

そして告白後も、いちゃいちゃしているのが良いってわけじゃないんだけどねえ

いつきは常に引け目を感じた挙動をして、日野も距離を掴みかねている

付き合っているとは到底思えない日常の雰囲気…

告白した後にデートしているの、順序が…

これも早い告白のしわ寄せだね

 

 

・自分に嘘をつくという行為

後半の話に投入された5歳上のイケメン、考えさせられる発言をするね

「自分に噓をつく癖があると、後々苦労する」

 

人が人である限り、誰もが多かれ少なかれやっていることよね

自分に嘘をつくって行為

私も自己保身のために細かい嘘はよくつく

本質的には影響ないけないけど、心の負担を減らすためのウソね

コーヒーをこぼすとしたら、

完全に勢いを間違ったのに「寝不足だった」

とか理由をつけて、自分の不出来を隠すみたいな事ね

 

でもこういうのって一時の心の安寧を獲得する代わりに、自己認識が歪むよな

この漫画では、いつきは日野を好きじゃないための理由を探すことで、自分は日野を好きではないと思おうとしていた節があった

でも本心とやってることが乖離しているから自分の行動に歪が出て自信を失う

結果として日野もいつきも得をしない行動ばかりになってしまった

これが苦労だよね

 

まあそういう認識のずれを自分と相手で修正していく行為が”付き合っていく”ってことなんだよな

なんて思うのでした

 

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メタ視点で話をネガティブにとらえてしまうようになった時点で正直追いづらい

なのでギブです、すまない…

 

終わり