1巻では普通と評したけど、結論から書けば2巻は残念だったので切ります
ganbattekakuzoi.hatenablog.com
・内容
日野といつき、付き合う
以下ネタバレあり感想
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・葉加瀬くんとかいう謎の革命児
葉加瀬とかいうキャラ、いつきが日野を諦めようとしていると知って
”いつきと日野の間に入って妨害をするよ!”
とか言って恋のライバルになるのかと思ったら…
本当に善意で2人の間に入ってただけってマジ??
いつきが日野の前で「これ以上好きにならずに済むから…」とか発言して以降にガチで出番無くて草
告白の妨害はおろか淡い恋心というか気を引く行動みたいなのも無い
善意で恋路を邪魔””だけ””してフェードアウトしてしまった…
葉加瀬、今まで漫画で見たことない誰得キャラとして自分の中で刻まれた
・大人の事情な告白
前回読んだときに焦れモノならいいなあ~って書いてたんですけど…
ベタな閉じ込められ→救出イベントと合わせて告白された~~!!!(ここで膝をついて崩れ落ちる)
いやまあ幕間で雑誌休刊の憂き目にあっているとあり腑に落ちた
葉加瀬を使い捨てた&いきなりイベント仕込んで告白は、尺的に仕方なかったんだな…
そしてここまでの話的に2人の距離の詰め方が甘いから、日野が告白するときも
いつきが引く→日野が詰める
で強引に2人をくっつける始末
流石に積み上げが不足していて情緒に欠ける
こればっかりは仕方ないが、大人の事情で盛り上がりポイントを捨てられてしまった
悲しい
そして告白後も、いちゃいちゃしているのが良いってわけじゃないんだけどねえ
いつきは常に引け目を感じた挙動をして、日野も距離を掴みかねている
付き合っているとは到底思えない日常の雰囲気…
告白した後にデートしているの、順序が…
これも早い告白のしわ寄せだね
・自分に嘘をつくという行為
後半の話に投入された5歳上のイケメン、考えさせられる発言をするね
「自分に噓をつく癖があると、後々苦労する」
人が人である限り、誰もが多かれ少なかれやっていることよね
自分に嘘をつくって行為
私も自己保身のために細かい嘘はよくつく
本質的には影響ないけないけど、心の負担を減らすためのウソね
コーヒーをこぼすとしたら、
完全に勢いを間違ったのに「寝不足だった」
とか理由をつけて、自分の不出来を隠すみたいな事ね
でもこういうのって一時の心の安寧を獲得する代わりに、自己認識が歪むよな
この漫画では、いつきは日野を好きじゃないための理由を探すことで、自分は日野を好きではないと思おうとしていた節があった
でも本心とやってることが乖離しているから自分の行動に歪が出て自信を失う
結果として日野もいつきも得をしない行動ばかりになってしまった
これが苦労だよね
まあそういう認識のずれを自分と相手で修正していく行為が”付き合っていく”ってことなんだよな
なんて思うのでした
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メタ視点で話をネガティブにとらえてしまうようになった時点で正直追いづらい
なのでギブです、すまない…
終わり