次に来る漫画を探して

読んだ漫画のあらすじ・感想・評価を書いています。未来のヒット作を探しています。

尾守つみきと奇日常。 2巻 感想

次にくるマンガ大賞2024のノミネート100作出ましたね

この作品もノミネートされてたので投票しておきました

 

ちなみに自分はノミネート100作中15作しか読んでませんでした

読んでない作品も書店で気になったのより、大半は全く見かけないものばかり…

他にも面白いと支持される作品が沢山あるんだな…世界は広いな…

 

前巻

尾守つみきと奇日常。 1巻 感想・評価 - Manga_tokano_nikki

 

・内容

新キャラのメデューサ委員長登場

体育祭を頑張る3大美女と皆

 

 

以下ネタバレあり感想

 

 

 

 

 

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・お菓子作り

この作品はしっかりと直面した問題と向き合うのが良いところよね

つみきが力加減分からなくてお菓子作りに失敗するの、ベタな展開ではあるが…

ちゃんと自宅で一人で作り直してるの偉すぎる!

上手くいかなかったでほっぽり出さないつみきの物事に真摯な態度、素敵だよな

別につみきもここでお菓子が作れなかったからと言って誰が責めるわけでもないし、ましてや姉失格なんてものもない

でも作る、作れることがつみきの中の理想の自分であるから

こうやって理想に向かって妥協しないで物事を頑張るって難しいと思うからこそ、応援できるし好きになれる

気高きアスリートのような存在だなとしみじみ感じるなどした

 

あと友孝の絆創膏を貼りながら言った「頑張りは消えないと思うし」って言葉もいい言葉だよな

結果が伴わない努力って、確かに自分が意味ないと費やした時間や行動の価値を自分で否定してしまうよね

勿論意味のない行動や遠回りは時間を浪費するだけだったかもしれない

今回もつみきは不要なやけどをした

でも自らを高めようとする心まで否定する必要はないんだよな

無駄なミスを乗り越えてクッキーを焼き切った

そうありたいと願う自分の理想のために妥協しなかった

その姿勢は評価してしかるべきだよな

 

ま、これは友孝も自戒を込めてるのか無自覚の発言なのかどっちなんだろうね

友孝は自分で自分を卑下している節があったけど、自信を持ってるつみきに背中を押されていることで肯定的な発想ができるようになっていることの表れなのかな

なんて思ったりした

 

この8話目が今回一番印象深かったな…

 

 

・体育祭

なに透明人間の幻人って!?

透明であるって幻というか願望なんじゃないの!?

ウェアウルフとかメデューサとかヴァンパイアとかって一応モチーフになる生物があるけど、透明人間は無いでしょう!?

とか思ったけど、実は未発見なだけで透明生物はいるのかもしれない…

ということで透明生物がモチーフな人間であると強引に解釈することにした

…いやしっくりこねえ…

 

そして3大女神とかいってキャラ2人増えた…

ティックトッカーのキバちゃん

インスタグラマーのろまんちゃん…

いや比較対象の人気が凄いな!?

学生のうちにフォロー15万とか行ってしまうと脳みそ壊れるんじゃないの?

大人だって数万フォロワーがいるってだけでマウントとったり意見を強引に押し通したりするようになるのに…

こんなに沢山の人に見てもらえて肯定してもらえたら自分が正義だと勘違いして、もっと高圧的になるんじゃないの?

キバなんか特に純粋な子みたいなこと言ってるけど、その実はネットの数字を増やすためにものすごい時間を溶かしていたりしないのか?

…なんて穿った見方をしてしまうのはTwitterに浸り過ぎたせいだろうか

 

まあ何が言いたいかというと、ネットで人気の若輩者ってあまりイメージがプラスになるかといえばそうではないな

というのが自分の感覚

この辺ジェネレーションギャップというか時代においてかれてる?

実際のところネットで人気な学生って周囲からどんな扱いなんだろう

ネットで有名って学校で注目され持て囃されるのか、それとも遠目に煙たがられるのか…どっちなんだろうね?

 

閑話休題

 

しかし借り物競争でつみきが友孝を「かっこいい人」として持っていくとはね…

つみきにできないことを平然とやる友孝は、つみきから見ればかっこいい

勿論友孝は自分がかっこいい人だなんて思ってもいないだろう

貰ってばかりと対等でないと感じていた部分もあるだろう

でも自分が信じる人の言葉だから信じることができた

かっこいい人という紙を受けれた

素晴らしい信頼関係を感じる一幕だったのでグッときました

 

 

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面白さ★4

 

眠い中推敲無しで書いたから支離滅裂な気がしている

 

終わり

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