前巻
カナン様はあくまでチョロい 6巻 感想 - Manga_tokano_nikki
・あらすじ
生徒会長VS風紀委員長(カナン)の戦い後編
カナンと供犠のデート
ジャンヌと供犠のデート
以下ネタバレあり感想
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・映画館デート
供犠クンとカナンの映画館デート、何もガバが無く普通に良いデートだな!?
まあ8pだから深い事件とか無いだけかもしれんけど…
なんか成長したなあってちょっとほっこりした
というか実は7巻だし、1巻も2022年10月に出ているから連載始まって2年近くになるんだよな
時間的にはカナンも成長していておかしくないわけだ
なんか一気に月日の流れを感じたな
気づかない間に成長していて大人になっていく…これが親心…!?(違うと思う
・ジャンヌ
この巻は評価爆上げでしたね
供犠クンとの恋は叶わぬとわかっていても、恋仇を助けながら告白…
告った後も、少し落ち込むところはあれど決して周囲に当たったりとか姿勢で迷惑をかけない
デートしたいときはカナンに筋を通す
デートの間も精一杯供犠に尽くす、困らせない範囲で望みを伝える
料理も前回を失敗と認め、上手になっている
あと公園デートで供犠くんと過ごす時間を好きと言いながらもカナンが居たらもっと楽しいと嫉妬が何もない
本当に健気で素晴らしい娘だ
「気持ちを無かったことにしないで」「好きになってもらうよう頑張る」なんて根が素直じゃないと言えないよ
負けヒロインって正ヒロインにどっか負けて然るべき負の側面があるはずなのに、ジャンヌには無い
心が清らかだ
魅力は本当にカナンといい勝負、マジで立ち位置の差だけだよな…
先に会ったのがジャンヌだったら普通にジャンヌと恋愛しているだろ
そう思える位の良キャラになったね
まあこの巻も、床にめり込んだりボーリングで下手こいたり残念な側面も相変わらずあるけど…
それ以上に良い面が表に立ってるのって嬉しいよね
ギャグ要員としてボロボロにするんじゃなくて、ちゃんと作者から愛情を注いで良い所を出してもらえるのって、一読者としてはとっても印象が良い
優しいが沁みる~~~
やっぱりみんな幸せであるって癒される
・ミルチとミエル
2人が朝起きる話めっちゃ良かった
ミルチがエプロンで洗顔に歯磨きに朝食の用意をしてあげるの、こんな良い子だったんだって感心した
あとミエルが2度寝して起きなそうなときに顔グリグリで目を覚ましてあげるの、めっっちゃ良い
ちゃんとミルチもお礼言ってて偉い
マジでひたすら好感度が上がっていくぅ~
あと寝起きのミエルは谷間書いたりとか、細かい所でもエロの要素入れてきて作者のこだわりを感じる
胸はデカいだけでなく状況でもエロさは加速するもんな!
・供犠
今回の感想ではジャンヌとミルチを褒めたけど、それと並んで供犠も良い人だなと思う巻だった
恋愛相談で普通にマジレス返答していて笑ったけど、ちゃんと真摯に回答しているの偉いと思う
会長VSカナンの時でもそうだけど、意外と状況を見て正しい返答をする常識人だよな
少し素直過ぎるだけで根の優しい好青年だよね
こう…
この作品ってやる事がガバガバなことはあっても、カナンはじめとして登場人物が意外と理性があって分別つくのが良い所だよな
だからギャグや展開で不利益被ったキャラもちゃんと上げてもらえるし、周りもフォローしてくれる
そしてそういう展開を作品側が意識的に差し込んでくれる
なので読んでいて良い雰囲気になる
気遣いが凄い漫画だなあと思う次第です
素晴らしいです
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本当にやさしい世界って感じで読んでいて癒されました
★5です
終わり