ハルタのコミックっていつも装丁が綺麗だし分厚いのに安くて感銘を受ける
紙で買うことの価値を高めようとしてくれるの本当に好き
あと描き下ろしアンケはがき入ってるのも好き
以下ネタバレ有りの感想
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・三知嵩の生い立ち
断髪に合わせて幼少期の回想が入ったけど…
シチュエーションが良くわからない
三知嵩とケイが同じ部屋にいるのはともかく、三知嵩がお母さんと呼んだ人物は本当に母で会ってるのか?
ケイの髪切ってたのも彼女だよなあ
養子的設定あったっけ…
この作品は年刊行だから細かい設定忘れちまうよぅ
・三知嵩の能力に対する考察
この作品て皆何かを理解する能力があるわけで…
ケイが機械、リリヤが音、ジャックが鳥…
そうなれば三知嵩も何かしら能力があるのだろうけど…
実は人間を理解する能力があるとか?
異様に気に入られる事=人間を理解することと捉えれば、三知嵩の能力は人の思考を理解することになる
で、三知嵩は相手の心の奥底に刺さるように言葉を選んでいる…なので異常に気に入られる人がいたりそうでもない人がいるとか?
最も作品はケイもジャックもリリヤも至近距離というか触れたら言葉を拾ってるわけで
三知嵩も相手に触れる又はそのレベルで接近すると何かしらの能力を発動するのか?
まあ正直分からなすぎる
不良君が触れられると切られる表現、比喩的なものなのか、彼が本当に錯覚しているのか
それすらも読み解けない
ヒントが足りない~
分かる人にはわかるのかなあ…?
・ケイも三知嵩に狂わされている側の人間に見える
ここまでケイの三知嵩への異様な執着、これ自宅に別室設けて小遣い渡してた夫婦を超えてると思うの
やっぱ一番近くにいて一番魅了されて狂わされてない?
やっぱ三知嵩は死んでいて、ケイは真実を知り夢から覚めるオチ割とあると思ってるんだけど
・モテモテのケイに対して思うこと
ちょっと年不相応じゃない?
校門前でキャアキャア騒がれるのは多少なりとも鼻の下伸びるだろ…
とか思ったけどさ
あまりにも無感情決め込みすぎてて逆張り状態にも見えるの、コレはコレで年相応のような気もする
しかしまつりの告白を往す下りに妙なタメがあったはケイの頭の中にリリヤがいたからなのだろうか…
まあ恋愛パートは三知嵩の話終わらないと進むことは無いんだろうなあ
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正直次の巻あたりでアイスランドに戻って解決して欲しいところ
ケイとリリヤが風景とか文化に浸ってる描写が好きだから
終わり