Manga_tokano_nikki

主に漫画の新刊感想か新作のレビューをネタバレ有りで投げている

凪のお暇 11巻 感想

この作品の瞳ってすげー不思議なのに慣れれば違和感ないのが凄いところよなあ

なんて表紙を見て思うのでした

 

以下ネタバレ有り感想

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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・ギャグ調の凪母の過去編

南野武の二次創作ネタとか結構ディープなギャグで笑った

この作品ってドラマでブレイクした認識だから、アニオタ向けネタわかるか微妙なラインだと思うんだけど攻めるねえ

あと駐車場が多いのも都心ならちょっと思うところあるのもポイントやね、ふふってなった

 

しかし都合のいい過去改変をして思い出に浸ってるって自己認識して苦しみながらも向き合う話は凪母まともやんって感心した

その時許せなかった折り合い付かなかったことは、許すための時間経過のために自己都合に合わせて歪めてしまうってのは良くあることだなとは思った

けど自分で都合よく解釈して置いた話を再認識して、本当の自分の欲を見つめなおしているの偉すぎ

ちょっと染みる所はある

 

あと隣の部屋に最近引っ越してきたギター練習に余念のない人、凪父フラグだろ

それ以外にあの瞬間にギター鳴らす理由が無いと思う

 

・勝くん

割とこのキャラ立ち位置不明で、話の本筋的にはいてもいなくてもいい枠だと思ってるけど…

そんなキャラが親同士の対立のせいでハブられたとか単純に気分の悪い話なんなん、いじめの再生産を書きたかっただけ?

個人的には勝くん回りがこの作品に対して感じるツマらなさの根源だと思う

 

連の父が過去に虐められていた勝父と飲み会をして不調っていうけど…

勝父に対して強く出れない連父が結局何も成長してないだけじゃんとかは思ってしまう

勝父は大人になって過去に虐めた相手でももう一度虐めるわけでもなく楽しい話提供してたんじゃあないの?

それなのに一人過去にとらわれて、虐めの相手が悪いってすべて押し付けているから結局強い自分を手に入れることができず、いつまでも外的要因で簡単に人生設計を壊せる人間のままなの、どうなんだとかは思う

連母は勝父に悪魔と涙を流しているけど、出世がどうのとかトイレットペーパーがどうのとか連父より経済状況の話ばっかしてて、連父って威厳ないんか?ってなってしまった

 

そしてコミックの帯が「4角関係待ったなし」とか書いてるけど今回勝くんの恋愛フラグあった?

適当すぎんか

 

・慎二とゴン市川

慎二、普通の人になってきたなあ

最初の方は嫌な奴感あったけど、最近のゴンさんの異常性に比べれば真人間極まってる

周囲を気にすることに長けてるけどお調子者で時折度を超すところが時間経過で修正されている

慎二Ageが止まらない

 

それに対してゴンは右往左往しているだけで市川もストーカーと化している

凪とも絡みが無い

そしてお邪魔虫宣言

いきなり負けフラグが凄い…

 

これは今後の展開はどっかで凪&慎二に収まる予感…

そしてゴン市川は成長してヨリを戻した2人を見て、自分に足りないもの見つけて成長しようとかそういう展開になりそうな気がする

 

 

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北海道に帰ったあたりから内容も微妙と思っていた上に、刊行ペース悪くて割と終わってほしいと思っていたけどなんか良くなってきた感ある

続き楽しみ

 

終わり