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ダイヤモンドの功罪 5巻 感想

4巻までの内容はとても面白かったので、この漫画がすごい第一位なのも納得よね

面白さが言語化しにくいので、何がどう面白いのか伝えづらいのが難点だが…

 

・内容

イガと綾、足立フェニックスに入る

 

以下ネタバレあり感想

 

[ここをクリックして展開]

 

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・イガ

まさかの足立フェニックス行きとは

自分より友達を優先してしまうとはこれまた罪深いムーヴ…

綾は野球を辞める理由を見つけられなくなってしまったね…

 

イガが泣いているのは綾に対して責任を感じているからだろうけど

綾が泣いているのはイガの検診に感銘を受けて貰い泣きしているのだろうか?

それとも自身は野球を否定したくないってことなのだろうか?両方?

 

この辺良く分からないの、自分の国語力とか共感力とかの低さを感じる

小学校の自分を振り返れば好き嫌いでしか感情を発露しなかったに等しいからこんな風に友情で泣くって感覚に追いつけない

小学生ってなんだろう

この作品を読めば読むほど小学生とは何かを考え、自分が小学生を何も知らないと思い知らされるのである

 

まあ日本代表メンバーは皆分かりやすかったし、桃吾が露骨にキレてくれて追う視点が楽だったけど…

綾メインになると途端に話が分からんね

 

・真夜

今回綾に焼かれるのは彼か…

他人と間違われるって小中学生の自尊心には結構堪えると思うんだけど…

大人びすぎてない?感情が薄い…

綾の状態とかイガを気遣ったりとか人間が出来すぎている

これは過去編で人間性を失うような闇深なエピソードがくるとみた

 

あと電ボ呼びは正直しっくりきて草

これ作者のアシとかが言い出したのかな

 

・綾瀬川のやりたいこと

新しいチームを作る…?

綾が楽しめない根本原因は周囲と自分のレベルがあってない事なのに、負の再生産を…?

そして足立フェニックスでは無能を装う…

 

綾はエレンなんだよな、どう足掻いても勝ちを目指してしまう

野球はやりたいけど本気でやりたくない、みんな仲良くなんて願いを持っていてもね

細やかに勉強してマウンドに上がれば真剣、やれることは何でも試す性分なんだからきっと一人で勝ち目指しちゃうのにね

 

今までこの作品の面白さって、「また俺何かやっちゃいました?」を自覚的に、そして罪悪感をもって行うから周囲も振り回されて苦しむところに人間性が出て面白かったのにね

試合をしなかったら振り回される人がいない…

周囲が勝手に期待している状況で何をするのか興味はあるけど、ここから面白くなるのだろうか

 

・大和

序盤にチラッと出てきて、こいつ優秀な未来のライバルか…?と思ってたら…

綾の真逆を行くキャラなわけね

体も恵まれず、努力しても野球の能力も低い

けど頭は良い

 

ここから先、敵なのか味方なのか良く分からないな~

まあこの作品って敵味方というか、基本的に利害関係で綾へのスタンスが決まるから敵

意のない敵みたいな存在にはなりそうだなと

存在意義を考えれば、どっかで大和が泥臭く綾を倒すのかな

 

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今後何したいのか読めない…

最もこの作品はゴールの目標が無い純粋な青春譚だから、到着点考えて行動に意味を求めて読んでいることが間違いなのかもしれない

 

 

終わり

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