前作を見たので見た
・情報
日本公開日:2024年04月
配給:ワーナー
監督:アダム・ウィンガード
前作:Godzilla vs. Kong(2021年)
・内容
キングコングは地球の裏側で過ごしていたけど、自宅の下に更に地下があった
地下には同族がいたけど過激派だった
過激派を撃退するためにゴジラとモスラと一緒に暴れる
・評価
★★☆☆☆2
映像が綺麗なだけ
1の焼き増し映画だった
ヴェノム1に対して2が面白くないのと同じベクトルの感じ
ゴジラ×コングって、以下が面白かったと思うんですよね
・ゴジラとコングという映画でも特にスケールのある生物が戦うことの派手さ
・ゴジラとコングが共闘するという目新しさ
・地球の裏側という広大な風景美
まあ今作も同じことをしています
なので新鮮さが無いなと思った
あと今回は敵の強そうじゃない感もすごいので肩透かし
おまけに話も前作前提で進むから意外と初見は厳しいと思った
色々文句言ってるけど映像は綺麗なので★1ほどではないから2になってます
以下ネタバレ有りの感想
↓
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・映像は相変わらず良いけど…
序盤の上下に広がる大自然の世界、ここは本当に凄いと思う
これオープンワールドとかでゲームになったらワクワクできそう~ってとても思う
ただなあ、この広大な世界のせいでコングが凄く小さい気がしてくるのよなあ
動きも俊敏過ぎて、本当に等身大スケールに見えるのよねえ
地表でのバトルについても、今回はホワイトハウスにピラミッド壊したりと新しいものを壊したけど、何より裏世界の方が広いから建造物がちゃちく見えてしまう
(ピラミッドは実際に見たことないんで何とも言えないんですけどね)
裏世界の美しさと引き換えに”大”怪獣感が犠牲になったなと思うのでした
・ヒューマンならぬコングドラマ
コングの子猿との友情の下りとか正直良くなかったと感じている
あれのせいでコングがどんどん等身大になっていく
やっぱり怪獣って、人智の及ばない強大な存在であることが怪獣映画の面白さを支えていると思うんですよ
それが人間みたいに悩んで行動しているのって、嫌な上司のお悩み相談みたいな困るやつ…
そんなの知りたくないよ、自分にとって都合の良い解釈できる存在であってくれ
そして巨大な背景や子コングとスケーリングが全部デカくなっているけど、それを感じる要素が無い
するとコングが人間サイズみたいな気分になってくるんだよね
コングの持つ大きさという魅力が下がる時間だった
・決戦
今回はコングもゴジラもアクセントとして微妙な進化して草
強化アームコング、ガチャでSRコングがSSR強化アームコングになった程度のノリで笑った
ゴジラも放射能を20倍ため込んでピンクになってるの草
界王拳ゴジラですやんこれ
でも強化分を感じることのない戦闘なんですよねえ
敵が弱そうだから
なんだよあの同族のサル
狡猾な嫌な奴じゃん
あんな奴倒しても面白くないよ
怪獣映画に求めている爽快感は勧善懲悪じゃなくて理不尽な暴力だから!
なんて思いながら最終バトルは見ていた、というか半分寝ていて覚えていないのでした
気が付けば氷の竜を使役する鎖を砕いていた…
ハピエンなのはいいね
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まあスクリーン映えはするので言うほど悪くはないけど別に面白くはなかった
終わり